2017年からふるさと納税をはじめて4回目ですが、毎年年末にまとめて購入しているのでちょっと慌て気味。
来年のことを考えて、今年のふるさと納税の手順と来年以降やっておいたほうが良いことをまとめてみました。
目次
先にやっておくこと
どんなのものがほしいか目をつけておく
2020年はふるなびを使ってふるさと納税をしたのですが、ふるさと納税ができるサイトでは定期的にメールマガジンが送られてきます。
年中購入できるものばかりではないので、どうしてもほしいものがあれば購入してしまうほうが良さそうだと思いました。
かと言って、年末になる前に全て使い切ってしまうと、後でほしいものが・・・という人は1万くらい納税額を残して購入するほうが良いかと思います。
体感的に1万から5000円単位で納税ができる印象なので、最低1万くらいあれば納税額があまっても、ちょっとしたものが年末まで購入できたり、その年の収入の増減に合わせて納税額を調整できると思います。
収入については年棒制の人は把握しやすいと思いますが、残業代などで月収が上下しやすい人は、先にまとめて購入すると納税しすぎた!ということがあり得るはずです。
手続きについて把握しておく
すでに何度かやっている人だとなれていると思いますが、初めての人はふるさと納税の申請についても把握したおいたほうが良いです。
ふるさと納税は手続きをきちんとしないとお得にならないので、万が一ここが抜けている人はきちんと確認が必要です。手続きをしないと節税にならずに、単にお買い物をしただけになってしまうとお得になりません。
一般的な会社員で、副業もしていない人の場合は確定申告をする必要がない人も多いと思いますが、その場合は「ワンストップ特例」を使えば手間が少なく申請ができます。
ワンストップ特例は確定申告をしない人が使える方法なので、副業などをしていて他の収入が発生したりして、確定申告をする場合は使えません。その場合は確定申告でふるさと納税の申告が必要になります。
ワンストップ特例をする場合は、翌年の1/10までに納税先ごとに申請書を提出必要があるので、年末に滑り込みでやった人は速やかにやったほうが良いと思います。
なお、期間までに間に合わなかった場合や、ワンストップ特例の申告をしたけれど、その後確定申告をする必要が出た場合は、ワンストップ特例は使えなくなるので、提出済みの分を含めて確定申告が必要になるようです。
年収の計算
こちらは、ふるさと納税の寄付額については年収から計算する必要があるので、年収を確認しようということです。
一般的な会社員でも、月額の給与が残業などで上下する人は年末まではっきりした金額はわからないと思いますが、転職などで大きな変化がないとすれば、ある程度の見積もりはなんとなくできると思います。
注意点は、副業やiDeCoなどの年収に影響させるものです。
副業については当然年収が上がるので、稼いだ分を年収として計算しなければなりません。
また、iDeCoについては、掛け金も運用益も非課税なので年収に影響しません。
紛らわしいのはNISAですが、こちらは投資額については非課税ではないので、ふるさと納税の納税額に関係する所得税には関係ありません。たとえ利益が出てもNISAの場合は非課税なので、やはり関係ありません。
なので今年の私の場合は、
【本業の収入】+【副業の収入】-【iDeCoの掛け金】=【ふるさと納税の対象になる年収】
となります。
計算方法などは個人の状態によるので、詳しくはこちらを参考にすると良いと思いますが、自分野使っている公的なサービスでどれくらいお得になるのかは把握しておくのは良いと思います。
また、iDeCoに関しては、こちらでざっくりと計算ができるので、どれくらい影響があるのか把握してみるよ良いと思います。
利用サイト
利用サイトについてはその年につき一つしか使っていないので、ふるなびと楽天しか使ったことがありません。
今年はふるなびを利用しましたが、使い勝手が良かったのでそちらについてまとめてみます。
2020年はふるなびを利用
今年ふるなびを利用した理由としては、Amazonポイントがたまるからです。
昨年までは楽天を利用していたのですが、コロナで在宅ワークがメインになったときに、食べ物お以外の買い物をのほとんどを、Amazonでするようになりました。
前々からAmazonばかりだったので、楽天で購入して楽天ポイントを貯める必要性が感じられなかったので、よく使うAmazonのポイントが得られるサイトということで選びました。
2016年〜2019年は楽天を利用
それ以前については楽天のみで購入していました。
単純に楽天ポイントが貯まるから、ということだったんですが、ここ最近に限っては自分が利用するお店でそんなに楽天ポイント使わないな・・・ということで今年は変えることに。
上記で記載したようにAmazonばかり使っているので、楽天ポイントを使うと言っても実店舗ですが、そもそも在宅メインにしていると外でお金を使うと言っても、スーパーなどの生鮮食品メインになってしまって、楽天ポイントを貯める意味があまり見出せませんでした。
また、前々からですが検索機能が使いづらいなと感じていて、今年どこのサイトを使おうかと検討したときに、昨年と変わらない検索機能だったので、あえてこれで探すのが面倒だなと思いました。
ふるなびを利用してみた結果
結果としてふるなびの利用は正解だと思いました。また使いたいと感じています。
楽天と比較してみて、ふるさと納税専門のサイトということもあるのか、便利な機能がついています。
例えばこちらのシュミレーションページですが、結果を保存しておくことができるので、年収が大きく変わらない限り自分の寄付額を保存し続けることができます。
これは寄付したらその分の金額も計算して引いてくれるので、今年はあといくら寄付できるのかが把握しやすいです。
返礼品の検索についても、条件検索のチェックボックスの状態が変わったら、リアルタイムに検索結果を出してくれるのが便利でした。
私は年末に滑り込みでまとめて購入することが多いので、検索結果がサクサク出てくれないというのがイライラする原因だったので、手間を一つ削ってくれる点が良いと感じました。
購入したものと、今後購入したいもの
2020年購入したもの
今年は
- お米
- まるたやのケーキ
- うなぎ
を購入しました。
大体毎年同じような内容なのですが、お米は毎回購入するのが手間なので、普段のまとめ買いの代わりに。うなぎはいつもと違う産地のものを食べてみたいから。まるたやのケーキについては以前から気になってたので購入してみました。
購入するときに注意なのは、寄付額の3割程度の商品なのか?ということです。
2019年にふるさと納税の返礼品の返礼割合が3割となりましたが、せっかくの返礼品が寂しいものだったら嫌だなぁというのが、人間の心理だと思います。できるだけお得に返礼品がほしい!
なので今回は、購入するときにこれらの本来の金額をECサイトで相場をチェックして、ふるさと納税として適切そうなものなのか一通りチェックして寄付をしました。
ちょっと手間ですが、せっかくなので納得して使いたいなと思ったからです。
次購入したいもの
今年は本当に年末ギリギリに寄付をしたので、本当はほしかったものを一部のがしてしまいました。なので2021年は下記のものにしたいと思っています
- 温泉旅行券
- 地域で使えるポイント(期限が無期限、または長めのもの)
草津などの温泉地などで使える旅行券があるようなので、コロナが落ち着いた段階で行けるようにほしいなと思っています。
ポイントについては京都などは無期限で使えるポイントがあるので、期限を気にせず交換できるのが良いかなと思っています。
個人的に京都はちょこちょこ行く用事があるので、間違いなくどこかでしょうかできるのが良いです。
場合によってやめた方がいいもの
- お米
お米は大家族の場合は良いと思うのですが、一人暮らしの場合冷蔵庫が小さかったりすると、お米の鮮度も落ちてしまうので、ふるさと納税でのまとめ買いはやめた方がいいと思っています。
うっかり常温で保存しがちなのでまとめ買いしてしまいますが、常温は鮮度が落ちたり虫が湧きやすいので、スーパーなどで冷蔵庫に入る分だけ購入するのが良さそうです。
まとめ
2020年のふるさと納税に関しては、ほしいものが手に入れられなくて失敗したなと思う点もありますが、年末に年収をチェックしたことで来年はもっとお金をかせいでやるぞ!とふるさと納税とは別の点で気づきがありました。
コロナで残業代が減り気味だったのもありますが、結果として副業などでそれほど前年と年収はかわらなかったのですが、不安定な社会情勢で節税や、収入増加など、今後の事を考えて、やれることは地道にやっていきたいなと感じました。