奈良で刀剣展示をしているということで、そちらを目的に今年初の一人旅をすることに。
せっかくなので、いつも旅行に行くときにやっているプラン作りについてこの機会にまとめてみました。
目次
まずは今回の旅でやりたいことと、その優先度を決める
- 奈良の春日大社で童子切をみる(必須)
- 奈良で吊橋散歩(谷瀬の吊り橋)
- ついでに和歌山で那智の滝を見たい
- 必須じゃないけれど、温泉に入りたい
今回は刀剣を見るというのが目的なのと、近場で面白そうなところがあったら見物にいきたいと思いました。
コロナウイルスでパンデミック中にどうなんだろう、って感じもしてて行くか悩んだりしたのですが、完全に外に出ないってのは現実的ではないのと、自宅にいようが必要な対策はしつつ、日々を楽しんだほうがいいかなという結論になりました。
どんな旅にしたいのか
基本はリュック一つと、ショルダーバッグだけのお気軽旅
ここ最近は一人旅に関しては、荷物は極力少なくするようにしています。
ゆるミニマリストを目指しているので、持っている物を減らしたり、兼用のグッズにしたりしています。
昔はもっと荷物多くないと駄目でしたけれど、スーツケースのようなものは行動を重くしてしまうアイテムなので、特に見た目をそこまで気にしない旅行に関しては、2セットの洋服だけで洗濯することで回してしまいます。
洗濯も手洗いとか考えたこともあるんですが、現状はホテルは洗濯乾燥機があるところで、旅行の途中で洋服を洗うことを念頭に選ぶようにしています。
ただし使ってたら洗濯乾燥機がタイミングよく故障してしまったこともあって、乾燥ができなかった…ってこともあったので、可能なら緊急の乾燥のためにもドライヤーが設置されているところを選ぶのが良いかなと思っています。普通はあると思うけれど。
あとはメイク道具やパソコンとか、普段からバッグに入れている物を持っていくのですが、これも普段から削っていくようにしているので、今の自分の最低限のサイズで行くようにしています。
プランをたてる
自由に歩き回るよりは、基本的にスケジュールをたてて回りたい派なので、ざっくりですが予定を決めます。
上であげたやりたいことベスト3は必須として、残りに小さな目的(地)を作って観光します。
プラン作りはgoogleマイマップを活用
私はgoogleマイマップを使って、地図上で行きたいところにピンをつけながら予定を決めます。
レイヤーを分けることができるので、今回なら2泊3日なので3日分(1日目、2日目、3日目)のレイヤーを作ります。
行きたいところをレイヤー分けして、重要度ごとにピンの色分けとか、タグ代わりの中括弧【タグ】をつかって分別していきます。
レイヤー名の付け方
単純に1日目、2日目…などでもいいんですが、私の場合はその横に実際使う現金の見積もりを書いてます。
クレジットカード決済をメインにしているんですが、地方になると現金しか使えない窓口もあります。問い合わせできたらやるのですが、できない場合とか手間になる場合は、先に現金の計算をざっくりして持っていきます。
なれない場所だとATMを探すのも面倒なので、できたら先に使う分は準備していきたいと思って計算をしています。
ピンの使い方
まる付き数字のピンにして行く順番の目印にします。
ただし現実は気分で順番変えちゃうので、そんなに活用しきれているかは不明ですが。
順番変更今のについてはところandroid側からは変更できなさそうなので、PC側からやっています。なので旅行先での移動中は順番変更ができない。PC出すの面倒なので。
タグ括弧の使い方
(仮)とか(必須)などの重要度を行き先の名前につけておきます。
予定を決める途中の仮の状態なども、必ず行きたい!ってところじゃないものには、予定から気軽に削れるように印をつけたり、他の目的地に行けないときの予備として残しておいたりします。
説明書きを書いておく
リンクがつけれるので、バスの時刻表とか、クーポン、参考サイトを貼ったり、やりたいことを書いておきます。
単にチケットを購入するだけの用事も入れておくと、忘れものしづらいかなと思っています。
チケット購入は特定の窓口だけでしかなかったりするので、忘れると戻るのが面倒なので、値段などと一緒に書いておきます。
Googleマイマップとは別ですが、可能であれば宿の場所や必要そうな情報はプリントアウトしておきます。私は自宅に複合機があるのでちょっとしたメモは気軽に印刷できる環境です。
というのもスマホに情報集約しているけれど、カメラ使ったりして電池切れの可能性があるので、予備として持っていきます。
紙のほうが楽な場合もあるので、不要になったら捨てればいいだけなので、若干過剰気味に予約メールなどの内容をプリントアウトしていきます。
一緒に使う前売り券などを入れるA5クリアファイルがあると、ショルダーバッグなどに突っ込めて便利です。
プリントした紙は、別に折れても汚れてもいいので、印刷しやすいA4で準備して半分折っていきます。
あと、今回は折れるクリップボードを用意したので、紙自体に書き込みとかしたい人はこういうグッズに挟んで行くといいかもしれないです。
紙はまがるけれど折れないし、メモ帳にもなって便利です。
その日の最後の目的地、または次の日の目的地から宿を決める
基本的にリュックとショルダーバッグだけで行くので、宿に行く前にコインロッカーなどの荷物引取は不要。次の日の目的地と、前日の最終目的地の位置からちょうど良い立地の宿を探します。
セキュリティに大きな問題がなければ、ホステルとか安くて気軽なところをメインに選ぶ
私は宿の優先順位がかなり低いので、目的地を効率的に回れる場所を探していいところに決めたいと思っています。
一人旅なので、基本お風呂かシャワーに入って寝れるレベルで、セキュリティが普通であれば良いかなと思っています。なのでホステルやカプセルホテルなどの基本値段低めのところで探します。
ホテルの場合はビジネスホテルですね。
温泉も入りたいとは思わなくもないんですが、今回は日帰りとか入れればOKかなと思って行きました。温泉宿に泊まっても、何度も入る体力がなかったりするので。
たまに僻地なところに行くと、次のバスの間隔が長くてその間に温泉やら銭湯に入ったりもできる時間があるので、宿で温泉に入るのは必須ではないなと思います。
なので今回は日帰り行くことを想定して、タオルを持っていくだけにしました。セームタオルなどの乾きやすいものだと、道中偶然に足湯があったときにも便利です。
温泉や銭湯はタオルは小さいものだけ無料で借りれて、他は有料だったりするので節約になります。
洗濯する場合は、館内着でウロウロできる宿だと便利
着てきたものをすべて洗ってる間、館内着で過ごせるのが良い。
毎日洗うのは、経済的にも時間的にもロスが多いかなと思います。自宅だと毎日洗っているけど、ボタン押して待つだけだし。
ホテル内のコインランドリーを使う場合は500円とか、乾燥機はまた別料金とかもあったりするので、まとめて洗えたら節約になるし便利ですよね。
旅館とか、ホステルは館内着とか浴衣でもOKなんですが、ホテルは難しかったりするので、荷物減らしたい人は、宿を決めるときに注意したほうがいいかなと思います。
行きと帰りの手段を決める
交通手段は大雑把に、飛行機、新幹線、電車、バス、船が日本国内だと使えると思います。
(私は車の免許がないので、車は手段に入れてません)
私は今回は夜行バスを使って、往復移動をすることにしました。
節約のために時間を犠牲にするのか、お金を消費して時間をとるのかは目的とか旅行のメンバーによると思います。
今回は一人旅なのと、3連休で行くということで前日車内泊から、帰りもバス泊で厳密には4泊5日となりました。やはり新幹線、飛行機と比べたら安いし…。
ちょっとヘビーな移動方法ではあるんですが、旅行の前後(平日)がそんなに仕事大変そうじゃない日なので、無理ができそうだなと思って決めました。
バス泊をするときのポイントですが、ちょっと高くなりますが基本独立した席がある、3列とかを選んだほうが良いと思います。
時々夜中にスマホをやっている人がいて、光で目が覚めてしまうことがあるので、カーテンなどで覆われたエリアがあると邪魔が入らなくて良いと思います。
新幹線やその他の移動手段が割高に感じることもあるとは思うので、自分の好みとかでバランスを考えると良いかもです。
また、夜の移動より前日の遅い時間に移動して、深夜チェックインのできるところで前泊したほうがいいこともあるかもしれないです、色々検討してみたほうが良いと思います。
夜行バスなら銭湯もチェック
車内泊になると悩むのがお風呂です。今回はバスのりばの近くで銭湯に行ってからバスに乗ることにしました。今回は仕事帰りにそのまま夜行バスでの前泊をしました。
初めて行った銭湯でしたが、自宅のお風呂とは違って広々しているのでゆっくりできました。
銭湯に行ったら基本的に化粧は落として、気になる部分以外はすっぴんで日焼け止めとマスクで良いかなと思います。
そのあと夜行バスな時間というのもあってかなり暗い時間になってますし、みんなそんなに顔見てないかなと思ってます。
それに私の場合は夕方の時点でメイク落ちまくっている人なので、何を今更…というところもあるので。
時間があまったときの待機は、カフェかバスのりばの待合室で
バスのりばがしっかりしているなら、バスのりばで待機が良いです。私は大体時間ギリギリになっちゃうタイプなので早めに行きたい人です。
今回は行きはバスタ新宿で広い待合室があったのですが、普通に満席状態。外のバスに乗るエリアのところのベンチで待ってました。ここは人の出入りが多いので死ぬほど寒い!ってことがない限りこちらのほうが安全に座れるのかも。今回はコロナウイルスもあったので、中のほうがもわーっとしてたので、危険性を感じました。外だったら換気とか気にする必要もないのですよね。
今回は待合スペースがあったのですが、なければ待機のための近場のカフェもチェックが必要ですね。
日帰り温泉で待つのもあり
今回は帰りは和歌山の勝浦温泉から出る夜行バスに乗って帰りました。
温泉地なので当然日帰り温泉があるので、帰りはそこで時間つぶしつつ待つつもりだったんですが。女子の日に当たってしまって断念…。温泉地だったので夜遅くまでやっている足湯につかりつつ待つことになりました。
やはり温泉地といいつつも住宅街中にあるような立地のせいなのか、夜になると人通りが少なくて少し怖いなと感じたので、できたらカフェとかで待つようにすればよかったなと反省しました。
カフェもやはり人通りが少ないエリアだと、営業時間も早めで終了しているところが多いので、夜行バスの出発時間を見て調べておくと良さそうです。
旅の途中で行きたい場所を見つける
宿も行き帰りの方法も、メインの目的地も制覇できそうなプランをたてたところで、隙間を埋めるプランを作ります。
ここで重要なのは、万が一行けなくなっても切り捨てる予定を作ること。
逆にメインが万が一行けなくなっても、代わりに楽しめるプランにできるものです。
最初のほうで(仮)などと入れた目的地もここにあたります。
ネットや、キンドルなどを使ってちょっとした観光スポットを見つける。
最近だとSNSで見たところに行くっていうのもあるけれど、今回はそれがメインの旅行目的なので、更に別で近場でちょっとした面白いところを見つけます。
個人的な趣味だと
- 温泉
- ローカルフードを食べる
- 神社で御朱印もらう
- 歴史的建造物とかの観光
になります。
これもgoogleマイマップに追加するんだけれど、(仮)などの文字を入れて、必須の場所じゃないことを書いておきます。
不測の事態や、または余裕があるときに行けるようにわかるようにしておきます。
そこまで予定詰めたいってわけじゃない人も、美味しそうなランチのお店をチェックしておくとか、ちょっとしたところを入れておくと良いと思います。
クレジットカードでお得に予約をする
ちょうど今回は旅行前に持っているエポスカードがゴールドにランクアップしたので、極力クレジットカード決済を集中しました。
ホテルズ.comで8%off
ホテルズ.com
今回はこちらで一箇所予約しました。
他にも楽天トラベルのクーポンも持っていたのですが、結構お高めなお部屋にしか使えないようだったので利用できず。
旅行前にやっておくと便利だったこと
洋服のメンテナンス
旅行ついでに持っているものをチェックしておいて、旅行先で着捨てちゃう服を確認しておきます。
気づかないうちに傷んでいるものもあるので、旅行行く前にチェックして、並行して予め捨てるものの代わりの服を購入するのも良いと思います。
旅慣れしているベテランさんのブログを見ていると、現地で買い換えるという人がいますが、自分に合う服を探す時間をとるなら、私は観光したい派なので。
私の場合は普段3セットのコーディネートで着回しているので、少なくなると洗濯ルーチンが失敗しちゃいます。洗濯乾燥機がすごくほしいと最近思います…。というわけで枚数少ない人はやるときは捨てるタイミングは注意です。
現金の持ち合わせをある程度想定して持っていく
最初の方にも書いたけれど、田舎のほうになると現金文化が根強いので、想定より多めに準備していく必要があります。
可能な限りクレジットで払えるものは払ったほうが、ポイントもらえて後々幸せだとは思うので、使えるところはカードを利用しています。
旅行前に時間があれば、カードが使えるかどうかを行く先の窓口に問い合わせもしますが、手間なので多めに持っていくのが安全です。
日頃から一日の終りに洋服の洗濯をしておく
私はもともと毎日洗濯する人なんですけれど、日をまたいで洗濯もの持っているのが嫌だなーと思ってます。
一日の終りに洗濯機に入れて次の日に洗うということをしてたので、カビとか大丈夫かなぁって思ってまして。
というわけで現在は一日の最後に出せるものだけ洗って、加湿器代わりに洗濯ものを干しておくようにしています。
この状態だと濡れてはいるけれどすべての洋服が見れる状態になると思います。
そうすると旅行までどういう順で洋服を着ていけば、当日着ていく予定のものを利用できるかなんとなくわかります。万が一予定の服をギリギリで洗っても、次の日までに完全じゃないけど乾いていると思うので、そのときはドライヤーを駆使したら良いかなと思います。
旅行から帰ってきてからも、旅行前に着た服が洗濯済みのきれいな状態なので、慌てて洗濯する必要もなくなります。
前泊ふくめて持っていく服のスケジュールをたてておく
上にも少し書きましたが、着用スケジュールを考えると直前慌てないで済みます。
旅行行くまでの3日前くらいから、日々何を着るかは考えたほうがいいかなと感じました。洗濯の順番もあると思うので。
今回は旅行先で捨てちゃう服がいくつかあったので、最後の宿泊したホテルで捨てれるように調整しました。
まとめ
というわけで、いつもやっている旅行準備のプラン作りについてまとめてみました。
まとめてみると、部分部分でこういうこと考えながらやると便利だな、ということがあるのでメモしておかないと忘れること多いんですよね。
また次回の旅行行ったら見直しつつ、快適な旅行プランを立てようと思いました。